読書録『エンダーの子どもたち』 | 無名戦士の黒い銃

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読書録『エンダーの子どもたち』

読書録『エンダーの子どもたち』オースン・スコット・カード/ハヤカワ文庫



sunrise



 ようやく苦痛にみちた“ゼノサイド編”も終わりにさしかかった。前回の更新からかなり時間が経ってしまっている。実は本書を読み終わったのはかなり以前、あらすじの書き出しもけっこう前に完了していたのだが、どうにもまとまった感想を書く気力がわかずに今日まできてしまった次第。結局、総評めいたものを書く気にはどうしてもいたらず。

 というわけで、苦肉の策、といえなくもないが、今回は、あらすじの中にツッコミを埋めていくことで感想にかえたいと思う。総評は、つきつめればひとことですむ。

 ひどい。読む価値なし。

 以下あらすじとツッコミ。もちろんネタバレしまくり。まあ、むしろネタバレしてしまったほうが本書の害毒に対してちょっとは役に立つとも考えられるが。とにかく、もうめんどくさいので、後半は全部ネタバレ白字の中に。あしからず。


・上巻

 ワンムはピーターの怒りと絶望をみる。エンダーの幼い魂が5歳のピーター・ウィッギンに対して抱いていた恐れと嫌悪の結晶が彼だからだ。本物の“覇者”のまがいもので、魂ともいうべきアイウアもない、と。ワンムはピーターのありように危険を感じながらも、次第に魅かれていく<以下この部分の感想>結局ピーターは悪の権化でもなんでもなく、人間的苦悩を感じるふつうの魂をもった一個人として描かれており、特に善悪二元の間で揺れ動くような葛藤の描写もなく、かといって著しく激しい活躍をするでもなく、ただの“よい人”のひとりでした、ちゃんちゃん。で終わってしまう。肩透かしなことこの上ない。本作においては、展開したふろしきをきちんと畳む気がカードにはかけらもないらしい。<以上この部分の感想>

 一方、ルジタニアではエンダーが、ジェインとコンタクトするための耳の宝石を外す決心をし、ノヴィーニャとの和解を果たすかわりに教会に入り、ルジタニアを救済するためのすべての活動から完全に手を引く。エンダーが離れたことに、人類、バガー、ピギーそれぞれの間に不協和音が生じはじめる。<以下この部分の感想>エンダーはエンダーで、本作では単に<以下ネタバレにつき白字>消滅していく<以上ネタバレ>描写があるだけ。人類・バガー・ピギー間のコンフリクトもたいして発展せずうやむやに。だいたい、前作まであれほどまでに人類の危難を救うことに義務感と責任を感じておのれを犠牲にして邁進してきたエンダーが、いきなり無責任にもすべてを投げ出して隠遁したあげく<以下ネタバレにつき白字>消滅していく<以上ネタバレ>始末。ノヴィーニャは人類と自分を天秤にかけさせたことに反省どころか思いをいたすことすらせず、結局エンダーはノヴィーニャにふりまわされただけ。カードは、人類滅亡よりも家族の安寧のほうほうが大事、とでもいいたいらしい。私にはとてもじゃないが理解いたしかねる。エンダーの苦悩するヒーロー像が、最悪の形で結実したといったところだ。ため息以外のなにものも出てこない。<以上この部分の感想>

 ジェインの操るスターシップは次々に居住可能な世界を発見しては人々を送り出していったが、タイムリミットは刻一刻と迫りはじめた<以下この部分の感想>前回の感想にも記載したが、ピーター、エンダー、ヴァルのうちだれかが必要なんじゃなかったのか? 特に必要がなくなったという説明も見当たらないのだが……<以上この部分の感想>

 ミロはエンダーのアイウアから生まれた若きヴァルが、ゆっくりとではあるが、かつて“外側”で消えていったミロの旧い肉体と同じように、消滅の危機に立たされていることを知る。ミロは抑えていたヴァルへの複雑な愛情に直面するが、これを告白しても事態に進展はない。懊悩につき動かされて彼は無意識にエンダーを訪ね、彼にもどうにもできないことを改めて認識させられる。だがエンダーから<以下ネタバレにつき白字>ジェインをヴァルに宿らせる可能性を<以上ネタバレ>示唆される。

 ピーターとワンムは、スターウェイズ議会に巨大な影響力を持つと思われる人物を尋ねて惑星神風の名古屋に移動する<以下この部分の感想>惑星の名称が“神風(ルビつきで、ルビは“ディヴァイン・ウインド”)”で都市名が“名古屋”。名古屋人以外で小説中の土地名にこんなネーミングをするのは世界広しといえどカードくらいのものであろう。日本人である我々がこの段を読めば一目瞭然なのだが、カードは異文化を描くのに完全に失敗している。ヴァンスの欠片もそこに見出すことはできない。インターネットで検索する、程度の調べかたでも、これよりはかなりましなネーミングができそうなものなのだが……<以上この部分の感想>神風では魚は生で食べるのが伝統で、火を通したものは市場にはほとんど出回らない<以下この部分の感想>カード御大は、日本では生の魚しか食さないとでも思いこんでいるのだろうか。これで異文化感を描写したつもりらしいことにも腹が立つのを通りこして、あきれてものもいえない。<以上この部分の感想>レストランで食事をしながらピーターは椅子がないのを嘆き、ワンムは大地に直に接することを嫌う彼を揶揄する<以下この部分の感想>大地に、て。たいていの日本家屋には、畳というものがあります。中世以前に限ったとしても、大地に直にすわるひとは、よほどの下層階級か苦行中のお坊さんの類くらいのものでしょう。ヤンキーだって、うんこずわりの時には尻だけは宙に浮かせています。だいたいワンムは中国文化圏のひと。中国文化圏では、椅子を常用しているようなイメージがあるのだけど、どうなのかな。田舎とかでは、床に直にすわることもあるのかな。<以上この部分の感想>そしてかれの存在意義はエンダーを嫌悪することだと告げ、ヴァルはエンダーを許すものとして生まれたのだと看破する。

 二人は議会に影響力を有する哲学者であるオボロ・ヒカリとの会見を実現し、かれの思想がゼノサイドを誘発していることを指摘する。会見後、彼が接触を求めたのは惑星パシフィカの賢人マルとその代理人であるグレイスであることをつきとめる。<以下この部分の感想>奇怪なことに、日本的武士道精神の彼方に太平洋文化圏がひかえているとカードは考えているらしい。そりゃ起源をさぐれば一端はそこにたどりつきはするだろうが、ポリネシア的な世界観と日本文化とを直結させるのはどうかと思う。<以上この部分の感想>

 ミロはヴァルをつれて窩巣女王に会いに行く。ジェインのアイウアをヴァルの中に移すことで、二人ともに救おうと考え、その具体的方法を模索するためだった。ヴァルもジェインも反発する。ヴァルは彼が愛した精神を触れることのできる肉体に移し変えようとしていると。ジェインが彼女の中に入れば、ヴァルの意識はなくなるかもしれない。またジェインからは、彼らの探索行が居住可能地を捜すことではなく、デスコラーダ・ウィルス発祥の地をさがすことであったことを知らされる。<以下この部分の感想>このあたりではミロはヴァルの肉体にジェインの魂を入れるという行為に関して想像力のかけらも発揮していない。あまりにもきっぱり大丈夫だと思っているようなので、何か根拠があってジェインもヴァルも、魂として何も失わずに融合できると考えているのかと好意的に解釈しようともしてみたが、いざ融合の際になって、再三ヴァルやジェインがくりかえしていた危惧が現実となるかもしれないと矢庭に考えて後悔の念に苛まれはじめる始末。文章を素直に受け取ると、どうやら実際にことが開始されるまで、だれかの肉体に他のだれかの魂をおしこめる意味について、単にまともに想像しようとすらしなかったようだ、というだけのことにしか思われない。他者の心の恐怖に対する配慮の欠けかたが言語道断なレベルだ、としか形容のしようがない。<以上この部分の感想>

 教会の庭園で突如、エンダーは意識不明に陥る。ノヴィーニャは自分のせいで愛するひとが失われるという恐怖にまたしても襲われることとなる。窩巣女王はヒューマンからエンダーの危機を知らされる。ヴァルとミロは遺伝子で通信していると思われる惑星にたどりつく。ピーターとワンムはグレイスの仲介でいよいよ聖人マルと対面する。彼は二人に異例の饗応を許し、彼らがつれてきた“死に瀕した神”(つまりジェイン)が助かるかもしれない方法について語りはじめる。神話に託した言葉は通信機すらない海上の孤島でふだん暮らしているはずのマルが事態を驚くほど正確に把握していることを示した。<以下この部分の感想>なんでマルが宇宙のあちこちで起こっているさまざまな事象を正確に把握しているかに関する説明がいっさい欠落している。彼もフィロト網を読むことができるらしいが、何か神秘的な力を駆使したとしか受け取りようがないほど、具体的な描写がない。そもそも、このマルという登場人物自体があまりにも唐突。スターウェイズ議会の中枢をさぐっていたのが、突然銀河の隅々まで見透す超人である聖人が出現。お節介にも死に瀕した“神”を救う方法を示唆したり、いったん帰りかけてまた戻ってきたりとよくわからない八面六臂の大活躍。ピーターもワンムもいらないんじゃないか? ていうか、そこまでいろいろわかるなら、最初からマル自身が粛清艦隊をどうにかするよう働きかけてれば、こんな土壇場になってあちこちでいろんなひとびとが右往左往しなくてもよかったはずなのだが?<以上この部分の感想>ピーターとヴァルが、エンダーから半分ずつを与えられたために、エンダーが死に瀕していること、そしてピーターがヴァルに同化すれば、それはヴァルを破壊することになるが、ヴァルがピーターに同化すれば、調和のとれたひとつの人間となることができるというのだ。<以下この部分の感想>このあたりも都合がいい話だ。とはいえ、なにしろ通信機すらない絶海の孤島で暮らしていながら銀河の隅々まで見透すことのできる超人にして聖人のおっしゃることなのだから、言葉どおりに受け取るより他にすべはない。理屈とか根拠とかがどこにも示されていないと憤るなぞ仏罰が当たる不遜な考えなのだろう。いっそのことカードは、ぜんぶマルに説明させればよかったのに。<以上この部分の感想>そして空っぽになったヴァルの器に、ジェインのアイウアが入ることもできるだろう、と。





・下巻

 議会の命令が実行に移され、ゆっくりとフィロトの網の目が断たれはじめたとき、ようやくジェインは<以下ネタバレにつき白字>フィロトのネットワークの中を移動する方法を見つける。<以下この部分の感想>意味がわからない。というか、ご都合主義の連続。やはり理屈は何も語られず。このあたりになると、カードはご都合主義的な理屈すらつけることを放棄しているように見える。<以上この部分の感想>エンダー、ピーター、ヴァルは同時に苦悶しはじめ、ジェインもまた彼らを押しのけなければそこに入れないことを知り、それを回避するために女王の編んだフィロトの網に移動する。女王はジェインの存在に恐怖するが、つづいてジェインは母樹のネットワークを見つけ、そこに入りこむことで、知性のないはずの母樹に言葉を与えることになる。ピギーのネットワークは広大だが、それでもまだジェインにとっては充分ではなかった。彼女がそこに居座れば、母樹はジェインに乗っ取られてしまうだろう。<以下この部分の感想>……だから、なんで? も、いいかげんにしてほしい。<以上この部分の感想>

 ジェインのフィロトの影響か、突然母樹たちが一斉に果実を実らせはじめる。ピギーたちはそれを口にし、デスコラーダによって種族から奪われていた収穫の喜びを思い出すのだった。

 ミロはヴァルをわざと罵倒し、彼女がミロへの執着から離れてピーターの肉体へと赴くように仕向け、三つに別れたエンダーのアイウアは紆余曲折の末、ピーターの肉体に宿る。そしてジェインはヴァルと融合し、ヴァルの記憶をもったジェインとして受肉する
<以下この部分の感想>あきれてものもいえない展開。つまるところ、ミロとともにしばらくのあいだ過ごしていた、独立した存在である“外の世界から出現したヴァル”は消滅したということになるのか。好意的に解釈すればヴァルとジェインが一人の人間として再生した、ととることも可能だが、じゃ、ピーターと融合したとかいうヴァルは何?<以上この部分の感想>

 神風ではオボロ・ヒカリが有力家系の総代であるツツミ・ヤスジロウに、粛清艦隊阻止のため財力を使って政治家に働きかけるよう要請する。ピーターとワンムは、パシフィカの人々がアンシブル切断前から準備していたジェインのためのささやかなネットワークについて説明を受ける。

 やがてアンシブルが復活し、ルジタニアに同調した一部の惑星では、議会が用意した壁を回避してジェインと接続する処置をコンピュータに施す。ジェインはネットワークに復活し、議会の壁を回避する方法も見出すが、超光速移動を再開するためには回避にかかるタイムラグがネックとなった。が、母樹のネットワークはきわめて優秀な記憶装置となり得ることに気づき、ついにスターフライトも回復。
<以下この部分の感想>次々にいろいろな問題が、なしくずし的に解決。根拠はすべてカードがあとづけで次々につけ足していった屁理屈。いいかげんにしてくれこのご都合主義。<以上この部分の感想>デスコラーダの発祥惑星の軌道上で窒息の恐怖に脅かされていたミロたちは無事にルジタニアに戻る。

 ヤスジロウはヒカリの進言を容れ、ツツミ一族に艦隊抑制の提案を上げ、採択される。だが艦隊指令のランズは、デスコラーダの脅威を葬り去るためにあえて、エンダーと同じ汚名を被ることを決意し、惑星破壊装置を発射してしまう。
<以下この部分の感想>粛清艦隊を派遣したスターウェイズ議会の中枢がツツミ一族、ということなのだろうか。それに思想的影響力を持っているのがオボロ・ヒカリで、さらにその背景にはパシフィカのマルという超絶存在が。もうめちゃくちゃ。まあこのへんの設定は素直に受け入れてもいいが、というか受け入れないとどうにもならないが、結局、事実関係の把握もしないうちから粛清艦隊を派遣したり“パス”の人々に非道な仕打ちをしでかしたりしていたはずの極悪非道の権化はどこにも見出されず、ツツミ一族もなんだか簡単に反省して翻意してしまう。パスの“神子”に遺伝子的に細工をしてひととしての尊厳を何代にもわたって強奪してきた罪の解消点がこの物語にはどこにも用意されていない。結局、極悪人はどこにもいず、反省したひとびとが奔走し、すべてが丸くおさまりました、と。そんなんあり?<以上この部分の感想>

 ピーターは発射された兵器を、ジェインのあやつる宇宙船内に速度同調させて収納し<以下この部分の感想>もう何でもありだな、というこの文言を、いったい幾度くりかえしてきたことか、この小説を読みながら。よくもまあ最後まで読みとおしたものだとわれながらあきれかえってしまうよ。カード、感謝しろよ。<以上この部分の感想>そのまま粛清艦隊旗艦の船倉に移動させる。ピーターの説得を受けて粛清艦隊の司令官ランズは、議会にデスコラーダ無力化の事実と即時スターフライトの実現、そしてそれを百世界にもたらすにはジェインに対する抑制を解除する必要があることを知らせるべく動くことを約束させられるのだった。

 デスコラーダの発祥地では、まだコミュニケーションはできないままだが、それが実現されるまで、何百年であろうと、地球艦隊が封鎖をつづけることはできるだろう。
<以下この部分の感想>都合がいい、というよりは、物語を結ぶのに急いでいるという印象。解決どころか、デスコラーダ発祥の地に関するなぞがかけらも提示すらされていない状況で、無根拠に“脅威はとり除かれました”と宣言しているようにしか見えないのだが、どうなのだろうか。<以上この部分の感想>

 そしてルジタニアではエンダーの葬儀につづいて、プリクトによる代弁が語られた。その後、ピギーをも含んだごく一部の人々が、ヒューマンとルーターの樹のもとで、二組のカップルの結婚式に列席<以上ネタバレ>するのだった。<以下この部分の感想>感動のハッピーエンド──といきたいところだが、ヴァルをピーターに押し付けてまんまと肉体をせしめた形になったジェインの葛藤もきちんと描かれていないし、そんな葛藤の存在に無神経にも直前になるまで気づきすらしなかったミロと素直に結婚するのも、物語的予定調和に各登場人物の心の動きを無視してむりやりつめこんだ感がきわめて強い。ピーターとワンムが惹かれあうのも、最初からなんだかできすぎな感じが強かったが、結局そのできすぎ感を充分に払拭できないまま、なしくずし的にカップル成立したような感じがして微妙。だいたい、最終形のピーターって、形をかえたエンダーの再誕なんじゃねえのか? てなことはさしおいても、カード自らが物語中のあちこちに埋め込んだ屁理屈的理屈に従えば、現在のピーターには、一度はエンダーから完全に分離して一個の人間として、ミロと精神的に深い結びつきを構築したはずのヴァルが半分がた混じってるはずなのだが。こうも簡単にワンムと結婚なんてのはあまりにも安易な結末のつけかただろう。思いつくままつぎつぎに提示してきた葛藤のほとんどが未解決のままほっぽり出されている。とてもじゃないが、納得のいく終わりかたとはいえない。しかも、前巻までの“つづきはまた”的な形式すら見当たらず、むしろむりやりすべてを終わらせました感が濃厚に漂っている。カード最低。<以上この部分の感想>





 疲れ果てた。

 カードファンは本稿を読んでいるだろうか。いるなら、ぜひ反論をおきかせ願いたい。私とて、熱狂して読んだいくつかの名作の作者が、ご都合主義の塊であるなどと決めつけたいわけではない。そのためなら、浅読みの謗りもあえて受ける。

 ただし。

 読みかたが浅い、だのといった言葉だけでは無論納得するつもりはかけらもない。どのへんをどう浅く読んでいるのか、正しい解釈はどうなのか、その根拠はどのあたりに記載されているのかを、きっちりと教えて頂けると私も素直に反省いたします。

 なにしろ、『THE END OF EVA』のあの糞結末を明確に言葉で説明してくれるひとすら、未だにひとりもいないのだからな。「あれはあの結末しか考えられない。だがそれは言葉では説明できない。でも感覚でははっきり納得できる」などといわれても……。いや、嘘をついているとか頭から決めつけるつもりもないけどさ。





 さて、ようやくのことで気の重い作業がかたづいた。

 実をいえば、このあらすじつき感想書きには辟易している。もともと、ネガティブな内容のブログに少しでも前向きな部分を加えようと、覚書がてら、おもしろかった小説の感想でも書こうかなどと始めた作業である。いつのまにか“がてら”に費やす時間と労力ばかりが激増しており、本稿など当初の目的がまったく欠落してしまっている。

 以前も書いたかもしれないが、もうひとつ目的はあり、読む端から内容を忘れていく鶏頭脳を少しでも補うために、細かにあらすじを書き出すという作業を行い始めた。が、読み終わった本を前に記憶を改めながらあらすじを書き出す作業も労力ばかりが大きく、読みながらメモ紙にあらすじを書き出すようになり、それを改めてキーボードから打ち込む作業に移行していたのだが、はっきりいってコンピュータに打ちこみ直す作業自体がきわめて巨大な労力と時間を浪費している。記憶の強化には役立つだろうが、労に比して失うものが大きすぎるとようやくのことで納得した。メモに書き出す作業はつづけているし、それをスキャナでとりこめば記録としても残せるので(字が汚くて判別困難なのは困りものだが)、もう細かにあらすじをブログに載せる作業は次回でひと区切りとしたいと思う。

 次回、としたのは、すでに『シャドウ・オブ・ヘゲモン』のあらすじ打ち込みは終了しているから。





 加えて、ブログで愚痴をたれ流すというそもそもの計画も、見直しに入るべきかもしれない、と考えている。これも近いうちに報告できたらと思う。

 ブログをやめるというわけでは、とりあえずはない。未だ実現できていない計画が、まだ二、三、残っている。

 まあ、だれが読んでいるという反響があるわけでもなし、このまま放りだしてしまってもだれも気づきすらしないのかもしれないが。


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※この記事は2010-05-07 23:40:58にアメブロに投稿した記事を移転したものです。

なお、移転元の記事は削除済です。







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コメント一覧

天乱武装

おつかれさま。

2014/06/12 Thu 21:58 | URL

青木無常

ありがとうございます。_(_ _)_

2014/06/13 Fri 08:10 | URL

エンダーよみました。 通りがかりのものです。

英語の勉強がてら映画化されたエンダーよんで、内容確認するためにあらすじ探して、こちらをのぞかせていただきました。
本書読んで面白いと思っていましたが、続編が多すぎて、やめておこうと思ってました。
こちらのあらすじをネタバレしない程度にちろっと眺めたおかげで、続編を読みたくなった次第です。
教えてくんではありますが、おかげで大変楽しめました。
ありがとうございました。
お疲れさまです。

2014/10/13 Mon 22:27 | URL

Re: エンダーよみました。 青木無常

通りすがりさん、ありがとうございます。
英語でお読みになったんですね。
続編もどれもボリュームがありますのでご注意を。
日本で出ていないものもあるようなので、うらやましいです。
ありがとうございました。_(_ _)_

2014/10/14 Tue 18:30 | URL

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<以下ネタバレ>ネタバレ部分<以上ネタバレ>
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