レビュー『ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:Q』 | 無名戦士の黒い銃

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レビュー『ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:Q』


※この記事は2012/11/27にBloggerに投稿した記事を移転したものです。
なお、移転元の記事は削除済です。




ご訪問、コメント、ありがとうございます。
青木無常であります。

それでは、前回に引き続き、
『ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:Q』の
レビューをすることにいたしますよ。


神


なお、前回のネタバレあらすじと
今回のレビューは、
いずれ新規ブログに移行いたします。

ていうか、新規ブログを作ってから
レビューしたかったんですが、どうもいろいろ
利益は出ていないのに忙しさだけが重積しまくってて
立ち上げが遅れに遅れてまして。

サイボーグ009の新規アニメが公開される前に
立ち上げるつもりだったんですがね(^_^;)。

※移転後注記:「なお、前回のネタバレあらすじ」以降から「つもりだったんですがね(^_^;)。」までの文言も移転前のブログからそのまま転載しています。




というわけで、以下レビュー。



 ☆眼帯のアスカ


まず、導入部はいきなりガンダム的なメカが
ガンダム的な展開で出てきます。


なんかマグマのようなもので真っ赤に包まれた天体(実は地球)
上空で、アスカが初号機を強奪するミッション。
サポートは前回の新キャラだった、
メガネの似合うナイスバディの真希波・マリ・イラストリアス。


なんかこの真希波・マリは、今回はほぼ活躍しませんでした。
正直、いなくても作劇に支障はないです。


アスカのサポート役ばかりだし、
肝心な時に離脱するイメージしかないし(^_^;)。


後半部でシンジやレイを救ったりもしますが、
別にマリでなければならない必然性なし。
せっかくの強烈なキャラが、充分に活用されていない感じ。


もっとも、庵野監督のことなので、
わざと、と考えられもしますがね(^_^;)。


このシーンはアスカが初号機を奪回することが
ミッションの目標なのですが、
熾烈な攻撃で完遂が困難な状況に陥った時に

「なんとかしなさいよ、バカシンジ!」

馴染み深いアスカの罵倒に呼応するように、
シンジ(となれば、当然初号機も)が
反応し、どうにかミッションは成功裏に終わる模様。


当初は、真っ赤に燃え盛っている天体なので、
太陽への突入か、と勘違いしていたのですが
さにあらず。
それは変わり果てた姿の……。

それにしても、
なぜアスカは眼帯をしているのでしょうかね……。

『破』で初号機にエントリープラグ砕かれたときに、
怪我でもしたって設定なのか、
他になにかエピソードめいたものが
用意されているのか……。



 ☆使徒を自在に操るネルフ

さて、「ヴンダー」での対敵ミッション。

宇宙戦艦ヤマト的な雰囲気が濃厚ですが、
他にもいろいろなアニメや特撮の要素が
これでもかとばかりに豪華に、やたらと、
詰め込まれています。

庵野監督自身の『ふしぎの海のナディア』も
入っているかもしれません。

もっとも、ナディア自体がいろんな作品への
オマージュのかたまりでもありますが。



(余談ですが、どこかのシーンで
ナディアの音楽が使われているとかいないとか)

いずれにせよ、スピード感にあふれ返った演出、
今か今かと待ち構えて、ようやくヴンダーが
浮遊するときの昂揚感、
そのヴンダーの超兵器っぷりと。

爽快きわまりないシーンの連続です。

説明がなされていない、という、
ただ一点を除いては。

シンジとともに、みているわれわれも、
一体何がどうしてこんな状況になったのか、
さっぱりわかりない。

せめて、14年経っていることくらい
早い段階で明かしてくれれば、
安心して、じっくり艦隊の勇姿を
楽しめたのではないか、という気もするんですがね。

まあ映像のすさまじさに圧倒されて、
そのあたりのひっかかりは小さかったですが。

もいちどみたら、じっくり楽しめますかね(^-^)。



さて。
これの前のシーンと、このシーン、
どちらも“使徒”のようなものが出てきて
襲ってきますが、その母体はネルフであるはず。


どうも説明が足りない、というか、
矛盾が生じている、というか、
設定がちゃんと練られているのか疑わしい――


などというと、一しろうとに過ぎないおまえが
世界の庵野相手に何を偉そうに、
と鼻で笑われそうですけどね。
でも、疑わしいものは疑わしいんだから、しかたがない。

TV版のすべてを含む前作まででは
撃退するのにさえあれだけ苦労していた使徒を
今作ではネルフが自在に使役している――

ということになってしまうんですよ、これ。

使徒以外の何か、とも思いにくいし。

まあでも前作では、
使徒を捕獲していろいろ調べてはいたようだし、
(結局逃げられて――てか、加持が逃がして?――しまいましたが)
なきにしもあらず、としておくべきなのか……。

でもー。

後半の、カヲルくんへの疑問とも関連しますが、
どうも実際、適当にいろいろなピースを
あちこちにちりばめて、当初考えていた設定と
齟齬がでてしまってそのまま放置。

というイメージが濃厚に私にはあるのですが。

どうなんですか? 庵野監督。

などと問うても、甲斐もなし。



 ☆うんざりしている、かつての仲間たち

ともあれ、このヴンダーのシーンでは、
異様な雰囲気がつづきます。

“ヤマト”的な(もしくは“ブルーノア”的な?)展開で
戦闘はテンポよく進んでいきますが、
シンジとともにわれわれ観客も
わけのわからぬ状況にやきもきさせられる。


艦内の“かつての”同僚たちも、
冷たい、というよりは、白けた雰囲気で
シンジという存在を、もてあましている感じ。

シンジの去り際に、トウジの妹が発する関西弁のセリフも
いかにも、もう“うんざり”
という雰囲気を濃厚に発散しており、
シンジの混乱に、やる瀬なさを上塗りする感じです。

かつて信頼していた仲間たちから
蚊帳の外におかれる扱いを受け、
さらには壮挙をなしとげたつもりなのに、
迷惑に思われている雰囲気――

このあたりが、以前ちらっと書いた
“やっぱり感”を増幅させます。

『破』の快進撃が、実はすべて、
無意味どころか災厄の種となっていた――
これが今回の要約であるといっても過言ではない。

自分の行う行為がことごとく、
ひとびとにとっての無意味、あるいは迷惑、
あるいは災厄となる――

という、きわめて個人的で卑小な不安を
庵野秀明が壮大なスケールで、
全世界の人間をまきこんで形にしたという、
ある意味これこそ傍迷惑(^_^;)。

うがちすぎですか?

そういうこというひとこそ、
庵野秀明にだまされているのではないか、と
私は強く思うのですがね。

ま、庵野監督が最初にだますのは、
まず自分自身なんで、
庵野秀明がペテン師、というわけではありませんが。


 ☆渚カヲルの淫靡さが加速

いや。
プラトニックよりも淫靡、といってしまっては
盛りすぎですかね(^_^;)。


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ともあれ、ジオフロントのシーンでは
後半の展開に関連するシンジのカヲルへの、
盲目的な“依存”状態が着々と形成されていく過程が
簡潔に、ですが緻密に描かれていきます。

廃墟の、空が剥き出しになった一室での
ひとときの逢瀬。

ピアノの連弾。

星を見上げて語り明かす夜。

青春時代に、だれもが経験しそうな、
なにげない瞬間が描かれているだけ、
ともとれますが、

どうにも淫靡に感じてしまうのは、私が異常だから?(^_^;)

このあたりのシーンは、
退屈一歩手前。
ほとんどぎりぎりのラインで
かろうじて踏みとどまっている。


必要なシーン、というよりは、
心情的には重要きわまるシーンなので、
そこをこの、ぎりぎりの線までひっぱる匙加減、
技量は、すごいと思います。

で、ある意味理想郷的なシーンから
残虐な現実が開示される場面へと移行する。

……んですが。

……う~ん。
このあたりから、設定が
ふわふわしてきてしまっているように思えるのは
私だけなんでしょうかね。


 ☆庵野秀明神話化の虚構

まず、なぜ「ニアサードインパクト」が
起こってしまったのか、の説明が欠落。

今回、改めて『破』を部分部分ですが見直してみて、
前作のラストでリツコさんが
サードインパクトが始まるみたいなこと言っていました
(すっかり忘れてましたが(^_^;))。

で、見直しとかウィキペディアとかいろいろ見ると。

どうも月からきたカヲルくん搭乗する「Mark.06」
(このへんも素直に「6号機」としてくれないところが、
いやらしいんだよな、理由はあるっぽいにしても)が
初号機を槍で貫く前作のラスト。

これで、 サードインパクトが途中で停止して
「ニアサードインパクト」に留まった
というようなことらしい。

ウィキペディアのような
補助的な知識を渉猟しないとわからないような設定も、
物語の語り手としては“最低”だとは思うのですが
それはおいといて。

レイがユイの複製体であることが
はっきり語られたのは
(今までもなんとなくは暗示されていたものの)
すっきりする点でしたが。

レイの救出に成功するだけで、
なんで破滅の引き金が引かれてしまうのか。

零号機と使徒のコアを
初号機がとりこむことによって、
サードインパクトが始まる云々という
強引な説明が前作にありましたが(^_^;)。

アダム(もしくはリリス、このへんも混乱してる?)と
使途とが接触する他に
“インパクト”が起こるキーがある、とは
いかにも唐突な“新設定”、とはいえないですかね。


それに、じゃあ、前回の『破』でシンジがレイを救う
快心のシーンは、単なるシンジの見た幻?

身も蓋もない、というより、
あまりにも不明瞭な謎が(あいかわらず(^_^;))
ちりばめられているため見落としてしまいそうですが、
作劇上、アンフェアに思えますね。

まあこのへんは理屈をつけて、
何か多重構造の設定の中に
きれいに埋め込むことも可能かもしれませんが。

(そのつもりなのかどうかはともかく)



とにかく庵野監督は、あの有名なアニメージュ(だったかな?)の
宮村優子相手に酔っていろいろ語っていたインタビューで
“単なるペダンチック”という言葉を
はっきりと吐いてましたからね。


(余談ですが、ペダンチックではなく、
あの文脈なら“ペダンチズム”が正しくないのかな、
と、ずうううううっっっっっっっっっっっと、思ってます。
そんな言葉があるのかどうかは知らないけど)

衒学趣味。
要するに、おれはこれだけいろいろ
さまざまな知識を知っているんだぞ。

という自慢。

かつてのインタビューで、
庵野秀明が、つまるところあの作品は
そういうものである、と告白しているのを
知っていますか?

謎もくそも(^_^;)。
単に思わせぶりにいろいろを
あれこれ思いつくままに詰め込んで
収拾がつかなくなっただけ。

という意見は、別にいまさら私が声をあげずとも、
あちこちでいわれていると
思うんですがねー。



ただまあ。

おもしろさが尋常じゃないんだよな。
庵野秀明は。
それこそ、世界に誇れる天才であることは
私なんかが認めようが認めまいが(^_^;)。


 ☆シンジの暴走

そしてシンジはレイが
“自分の知っているレイ”ではなかったことを知り、
“知らないひと”あつかいに堕さしめてしまう。

そんなシンジの態度の急変にとまどう
レイの姿が対比となり、
シンジの“底の浅さ”が醜悪に強調される。



前回の快進撃が、成長でもなんでもなかったのだ
……とでも、庵野監督は主張したいのでしょうか。

だとすれば、ですが。
あまりにも根深い自己不信。
逆にいえば、世界に認められてすら、
こんな内面世界を描いてしまう庵野秀明って……。

さらにいってしまえば、
かつてのすべての仲間に見限られ、
自分が苦労して救ったレイが別人というよりは
まがいものであることを知った代償とでもいわんばかりに――

カヲルに、過剰に依存する。

カヲルの言葉を、いっさいの検証もなく
すべて鵜呑み丸呑みにし、
さらにはその言葉そのものへの執着に引きずられて、
当のカヲルの制止すら耳に入らない状態で暴走。


シンジの振幅に関していえば、

『序』であきらめ

『破』で成功体験

『Q』で引きこもり。

最後のは(^_^;)、適当な言葉が見つからなかったのですが、
心理的には、うまくいったと思ったのに
だれも認めてくれず、むしろ大失敗だった、
という状況を突きつけられて、すねてしまっている――

という感じですよね、これは。



シーソーのように、あるいは振り子のように、
左右に触れているのだとしたら、
つぎにはまた何かの解決につなげてくれるのでしょうか。

庵野監督は。


 ☆渚カヲルは使徒なのに、ゼーレの手先?

あいまいなまま放置されていることは
この物語の中ではあまりにもありすぎて、
ピックアップするのさえ面倒。

なので、思いついたときに触れておかないと、
また忘却の海に沈んでしまいます。

TV版の時から一貫してはいるのですが、
渚カヲルは使徒であり、
ゼーレが送り込んできた“チルドレン”の一人。

あ、この“チルドレン”も、当初から
複数形であることに疑問をもたれており、
深読みするかたも多いようですが、
これも単なる適当につけた弊害のひとつに
過ぎないのではないか、と、私は強く疑っています。

どうなんですかね、庵野監督。
白状しちまえよ。

ゲスにすぎますかね。真偽はともかく(^_^;)。

で、元に戻りますが、結局ゼーレって、何?

“裏死海文書”(さらに脱線しますが、
これも当初は“裏”ってついてなかったように思うのは、
私の記憶違い?) に基づき、
人類の革新を目論む何らかの機関



――てのはわかりますが、
使徒である渚カヲルを、なぜ行使できるのか。

てか、そもそも渚カヲルが使徒、てのは何?

てか(ばかりになってしまいますが)、
そもそも使徒って何なの?

人類の外の、別の可能性、てな感じの
あいまいな説明だと、
渚カヲルが使徒であるとか、
ゼーレがその使徒に命令できるとか。

意味不明な部分が増大するばかり。

進化上で人類に敵対する謎の存在、
程度の説明では、この適当ぶりの穴を
埋めることはできないと思うのですが。

みんな、こういうことを追究するのに、
疲れてしまっているのですかね。

てか、私がそういう気分で、
こういう機会でもなければ、
もやっとしたまま心の底に
沈殿させておくしかなかったんですけどね。

説明して下さいよ、きちんと。庵野監督ぅ。


で、今回の映画ではさらに、
カヲルくんが“第一使途”(この設定、
出てきたの初めてですよね)だが、
“碇ゲンドウの策略で第13使徒に堕とされた”

……。
……。
わけがわからんにも、ほどがあるわっ!

第一使途って、アダムじゃなかったっけ?

で、そのアダムは、胎児みたいな形で、
加持が運んできたものじゃなかったっけ。

セントラルドグマにあるのは、
アダムといわれていたけど、
実はリリスで――って
このへんの設定もきちんと説明されてないけど。


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この上にまたまた
「アダムスの生き残り」って新用語が出てくるし!
なによいったい!? (T_T)
この期に及んで、屋上屋を重ねるなよ(T_T)。

ウィキペディアとかに非公式で書かれている
“第一始祖民族”とやらに関係してるんですかね。
公式には触れられてないような気がしますけど。

 庵野監督!!!!
ちゃんと説明しろっ!!!!!!!!

なにしろこの男は、前回の完結編で
謎はすべて説明したと、
しゃあしゃあと言明した男だからな。

してねーよ、説明。
ちゃんとしろよ。
あるんならな(^_^;)。

ないんなら、ちゃんと認めろ。
“適当にいろいろ詰め込みすぎて
収拾がつかなくなって放置しちゃいました。
てへっ”てな。

でないと、おれみたいなゲスに、
ちゃんと考えあって提示したことまで、
適当に突っ込んだんだって
決め付けられちゃうよーん。


 ☆混沌としたクライマックスは勢いで押し切られました

そんでもって、またもや屋上屋。ロンギヌスの槍――はいいんだけど、
“カシウスの槍”――って、なに?
もういい加減にしてくれんかな、と。

で、さらにうんざりすることに、
ウィキペディアには
「本来のヴンダーの主であるMark.09(アダムスの器)」
とかいう文言が!

あのー……。
ごっそり説明が抜けているんですけど。
てか、ずうっと。

なのに、さらに説明なしに、
いろいろな新用語・新設定が。

上の方にも書きましたが、
Mark.06はカヲルくんが搭乗して
月から降りてきた機体。

それが地下のリリスといっしょに
二本の槍に串刺しにされており、
そんでもってさらに!
その体内に第12使徒が潜んでいたという!

えーと。
いつのまにですか?
なんでですか?
ここらもまったく意味不明。

で、このあとは大戦闘。
劇場でみてる時はテンポのよさと
怒涛の展開にまぎれてポカンとしているだけでしたが。

いざこうしてまとめようとすると、
ここらへんもまたすさまじい混沌展開(^_^;)。

しかも、文字にすると余計にわかりにくいです。

ので、ちょいと整理します。
とりあえず、まず、出てくるエヴァの機体を整理。

 エヴァ13号機(シンジとカヲル)

 Mark.09≒エヴァ9号機(レイ)

 改2号機≒エヴァ2号機(アスカ)

 エヴァ8号機(マリ)

戦闘には参加しませんが、これに加えて
リリスにくっついてたMark.06≒エヴァ6号機

「≒」は、マークなんちゃらだの改なんちゃらだの
ややこしく遊んでるけど要するにこういうことだろ?
という意味ですね(^_^;)。



で、シンジとカヲルが槍を引き抜こうとするのを、
アスカとマリが邪魔しにくる。

シンジはカヲルの制止も無視して(だからなんでよ?(^_^;))
槍を強引に引き抜き、リリスが壊れて
6号機内部から第12使徒が出現、
シンジとカヲルの乗る13号機が使徒を撃破(吸収?)。

カヲルがトリガーとなり(と、ウィキペディアにあり(^_^;))、
フォースインパクトが発動。

ヴィレのヴンダーがシンジとカヲルを襲うが
レイがそれを迎撃。
これもよくわからない。

レイはフォースインパクトを阻止するつもりがないのか、
むしろ積極的に起こそうとしているのか、
あるいはフォースインパクトが起こりつつあることを
理解していないのか……。



まあ立場的にはゲンドウの手先なので、
フォースインパクトをつづけさせるために、
ヴンダーを迎撃した、と考えればよろしいですかね。


 ☆結局すべてはの碇ゲンドウ掌の上?


で、そのゲンドウ。
と、ゼーレ。

ゼーレも今回の劇場版シリーズでは
人類ではないとかいう
意味不明な設定があるようですが、
もうそこは突っ込みません(T_T)(^_^;)。

とにかく、 ゲンドウの罠で
ゼーレが送り込んだ渚カヲルが
“第1使徒から第13使徒に堕とされ”たのに、
ゼーレは結局納得しながら崩壊していく。

しかも、なんで崩壊したのかの理由が
ウィキペディアによると、
“ゲンドウの指示で冬月が電源を落とした”から。

……。
そんな簡単なことで“死んで”しまうような存在が
黒幕のひとりであったわけなんですか?

しかも、TV版と、それに続く前回の劇場版においては、
ゲンドウと対立したままで
“してやられた”風にサードインパクトに
巻き込まれていたように記憶しているのですが。

今回のは、なんか納得しながら崩壊している。
意味不明。

てか、謎の設定変更も含めて、
結局ゼーレってなんだったの、
という部分も。

ゲンドウの目的と
ゼーレの目的も結局よくわからない。

TV版の流れの場合は人類進化だけど、
なにしろ今回の劇場版の場合は、
ゼーレは人類ですらないらしいし(^_^;)。

ゲンドウの目的がユイの復活あるいは
ユイとの融合であるならば、
冬月さんの意図がいまひとつ不明。

たしかに冬月教授もユイとは交流があるが、
ここまで拘泥する理由が説明されていない。

また、これは以前からの疑問だけど、
そもそも冬月が、
虫の好かない男であるゲンドウに
個人的(としか思えない)に協力し続けている理由も……。



というような「なんで?」を大量に含んだまま、
アスカとレイが交戦するも、
“時間切れ”(はあ?)で、自爆するエヴァから双方脱出。

で、マリが
シンジの乗るエントリープラグを強制射出させることで、
ようやくフォース・インパクトが収束
(って、ウィキペディアに書いてるんだもん(T_T)(^_^;))。

世界の破滅をなぜ、この程度の処置で
途中で断ち切ることができるのかも、
まったくわけがわからない(T_T)。



時間があったら、も一度映画館に
足を運んでみようかな、と思わないでもないけど、
どうしようかな、と迷っている状態ですね。

DVD出るまで待つほうがいいだろうし。

どうせDVDみても、
たいしたことわからないだろうし(^_^;)。



ともあれ、まあ、そんな感じで、
敵対していたはずのアスカと
シンジ、レイが仲良く歩き出すところで、
『Q』終了となりました。

で、つぎがあるのでこれ以上は語れませんが。

やっぱり、突っ込みどころ満載だから
ますますおもしろいエヴァンゲリオン世界は、
今回もますますヒートアップして怒涛の展開。

やれやれです。
庵野秀明の掌の上。
てか、庵野自身も、自分に踊らされている感が
ハンパないですがね。

おつきあい、させていただきますよ。
ぜひ。
最後まで。



ちょっとした補足。

庵野監督はいろんな作品へのオマージュが
いつもたくさん仕込まれているようですが、
今回は大友克洋の『AKIRA』に酷似したシーンとかも
二つほどありました。

う~ん。
冒頭部分はともかく、
あのドームに関してはオリジナルでやっても
よかったのではないか、とは思います。

まあやりたかったのであればかまわないんですが、
なんか世界観にいまひとつマッチしてない、と
激しく感じてしまいました。



と、いうわけで。
以上、『ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:Q』の
レビューでありました。

ってなところで本日はこのへんで。
それでは、また~(^-^)/~~


関連記事
レビュー>『式日』
レビュー>『エヴァンゲリヲン新劇場版:破』
『ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:Q』ネタバレあらすじ
レビュー『ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:Q』
『巨神兵東京に現わる』レビュー



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