押井守監督が身も蓋もない「ヱヴァンゲリヲン」評+おまけ | 無名戦士の黒い銃

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押井守監督が身も蓋もない「ヱヴァンゲリヲン」評+おまけ


※この記事は2012/12/08にBloggerに投稿した記事を移転したものです。
なお、移転元の記事は削除済です。


ご訪問、コメント、ありがとうございます。
青木無常でおじゃります。

神話2


「世界の庵野」を「世界の押井」が
身も蓋もない表現でばっさり切り落としました。
痛快。

J-CASTニュース 2012/12/ 5 19:06 の記事
大ヒットのヱヴァンゲリヲン「テーマもモチーフもなく、観る価値なし!」 押井守氏が庵野秀明監督をこき下ろす



いわく、
「ステロタイプのオンパレード」
「いつかどこかで見たもののコピーの連発」

正直にいえば、このあたりは、
庵野監督の“欠点”ではなく、
“魅力”といっても、むしろいいのではないか、
とは思いますけどね。

 「キャラクターが口にする台詞のあれもこれも、決め処は全て私生活におけるあれこれの垂れ流し」

このあたりは、確かに迷惑。
主張は普遍的ではあるんですけど、
浅くて解決の提示もなく
いきあたりばったりなところとかがね。

「どうしてこんな作品が出来てしまったのかといえば、庵野監督には表現すべきテーマや、固有のモチーフが無いから」

ここには異論あり。
庵野監督には、表現すべきテーマも固有のモチーフも
ありすぎるくらいあるのではないか、
という気がします。

ただそれらのものを充分消化も
体系化もできていなくて、
むしろそれらに自身が振り回されている結果の

「世界観は曖昧で、内容も無い」

ということなのではないか、と。

神話1

そんなんなのになんでヒットしてるか、
については

「庵野監督について、映像表現が大好きで制作意欲は人並みはずれて強力で、演出能力は抜群」

と分析があり、

「テーマやモチーフが無くても、視聴者がそれぞれ勝手に頭の中でストーリーを作っていく」

このへんの分析は面白いですね。
逆をいうと、視聴者に勝手に頭の中で
想像させることができれば、
内容がなくても世界的大ヒットを生み出せる――

ということになりますから。

「作り手と受け手の予定調和的な共犯構造が『みんなでシアワセになる』ことを可能にしている」

このあたりにも異論。
「共犯構造」がうまく機能していないので、
内容がよくわからない。

そしてよくわからないけど、
わかりたいからこそ、
それに惹きずりこまれて
つづきを見ずにはいられない。

予定調和もわざとぶち壊されてるし、
そのへんが計算なのか嗜好なのか偶然なのかは
知りませんけどね。

「テーマやモチーフがないわけだから、作品の落とし所(終結)があるはずはなく」

あまり絶望的なことを言わないで下さいよ、
押井監督(^_^;)。

 「私個人としては、その特殊構造内に生きることは、はっきりと表現者としての停滞であると確信しておりますので、遠慮しておきます」

庵野監督が商業的に大成功をおさめているのは
まちがいないですが、
表現者として、そして、何より人間として、
“成功”しているのかどうかは。

身近に接する機会もない私には知り得べくもない。

ただ、希望的(^_^;)推測としては、
あんな内面世界をぐるぐるぐるぐる
たぬき詣でしている庵野秀明は
幸福ではないだろう、とは思いますがね。

ゲスに(^_^;)。



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押井守自身についていえば、
テーマやモチーフは
監督自身にははっきりしているのかもしれませんが、
それが視聴者に伝わっているかという部分は。

はっきりいって、大きな疑問があります。

映像の美しさには何もいえませんが。

映像の暗さや重々しさや茫漠さが、
“退屈”につながりかねない部分は少なくない。

何が言いたいのかも、
映像と同じようにうすぼんやりとしていて、
はっきり伝わってきたという実感を得たことはないし、
はっきりした“感動”も感じたことはありません。

もっとも、押井監督は
情動失禁を観客に起こさせるつもりなどないでしょうし、
安易なわかりやすさも志向してはいないでしょうから、
別に私が受け取れていないだけなんでしょうけどね。

でも、わかるやつだけわかればいい、
という姿勢でもないと思うんだよな。

というより、表現者ってのは、
他人に“わかりにくい”と思わせることを志向することって、
あんまりないんじゃないかと思う。

紆余曲折の末にそんなところにたどりついてしまったり、
わざとわかりにくくして中身のなさを
ごまかそうとかそういう場合はあるだろうけど。

基本的には、伝えたい、伝わる、という想定の元に
いろいろ製作してるんじゃないかと思うから。

中身のなさをわかりにくさで誤魔化そうとしている
きらいがあるのは、
……庵野監督(^_^;)

でも、中身がないんじゃなくて、
中身が混沌としたままで
整理できてないんだ、とは思いますが。






おまけ。

J-CASTニュース 2012/12/ 8 13:01 の記事
素材はダンボール! 個人製作フル可動「エヴァ初号機」に刮目せよ

なんかすげえ。 
いや、プラモデルとかフィギュアとかなら、
別にそんなにすごいとも思わないんでしょうけど(^_^;)。
(基本はすごいんですけどね、造詣力自体とか)

これ、部屋に飾ってあったら、超かっこいいですよ!

たぶん、だから、
キットみたいな形で販売されたりしたら、
魅力は半減しますがね。



というわけで、本日はこのへんで。
それでは、また~(^-^)/~~


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